2010年05月07日金曜日:レースレポート!
というわけで
ロードレースをたくさん見に行ってやるんだわあわあなんて言ってたミユキさんですが
何の因果か気がついたらマウンテンバイクのダウンヒルに行ってた。
これはあれだなきっとシクロクロスの影響だな
シクロクロスはね。ロードレースのひとがオフシーズンに、マウンテンバイクの人がオフシーズンに(マウンテンバイクは夏がシーズンなんだ虫が多いのに)って感じで参加するから、なんとなくマウンテンバイクが身近になった感がありますねありがとうシクロクロスおぼえとけよお
5月3日に箱館山で行われましたこのマウンテンバイクジャパンシリーズ J1 というのは
日本のマウンテンバイク競技のなかでトップクラスのシリーズ
サッカーで言うとJ1ですね。野球で言うとパリーグです。セリーグわい。
一口にマウンテンバイクって言ってもですね
クロスカントリーといって周回コースを大人数で走って順位を争うレースと
ダウンヒルといって一本道の急な下り坂を一人ずつ走ってタイムを競うやつと
その他もろもろ 色々あるんですが
オリンピックのスキー競技とかと同じ感じですね
そのなかのダウンヒルっちゅうのを見に行ったのです
以前テレビで見て気になっておったのです
だってねえ岩肌とかがでとる急斜面、徒歩でもあわあわ言うようなところを
自転車で勢いよく降りるってんだから
会場はねすごいたくさんの車がね!来ていましたね。
箱館山って滋賀の西の北のほうの山なんですけど、練馬とかからもきていたようでねえ
さすが日本トップクラス!のシリーズと言わんばかりの熱気で
メーカーのクルマもたくさん来ていて、一応出店的なものもあって
祭的な雰囲気があってですね、
ロードレースより楽しい感があるな、、、とか思ったけども
初めて行ったけど妙におもしろそうだなあと思いました
3日間通してレースが行われたのだが
会場のそばでキャンプをしたりして3日間おるとかいうのもありで
レジャーやでこれは!と興奮した次第
マビックカーもあるけど山間部には入らないよ!
ゴール地点。
日本MTB界の第一人者!八代正!が現地実況兼司会(多分)
そこにはロードレースにはないファンキーさを
YO!みたいな空気を僕なんかは感じました。さすがアメリカ発祥のMTBダウンヒル。
奥の山をビャーッと下って、右奥から左にザーッと来てゴール。
ひとりずつ行う競技なので、みなさんオリンピックとかでもよく見られるであろう
「暫定1〜3位の人の席」が画面左外にある。
MTBは結構行ってるよんという人たちに連れて行ってもらったのだが
彼ら世間話なんざをしながらフンフーンとこうして山を登っていくわけです
オウちょっと待ってくださいなんて言う暇もなくざっざざっざと道なき道を行く
忍者かよ!と思いましたが
彼らにとってはこれが普通なのですね!
画面右外には普通のコースがあるのでそこを歩いてもいいのだけども
こっちが近いってんでざっざざっざと山に分け入り
コース歩いたほうが早かったんじゃないかハッハッハとか笑うあたり
オウこれがMTB、マウンテンバイクですか自由 フリーってこういうことですか
そうですかと思った次第
丸太が転がってるからレースは中止したほうがいいんじゃないかなあ、、、
舗装路でやったほうがいいと思いますけど、、、なんてことを思ってたら
わあああ
突然来るんですよこわいねえ
マウンテンバイクってば見てわかる通りね山でやるわけで。山の結構広い範囲でやるので。
アナウンスとかはないし、そもそも選手がいつ来るかもわからんもんで
木々の向こうからがささ、がささ、と音がしたら
ムッ来たか
なんてコース脇に逃げるわけですね。まさに忍者。
予選と決勝があって、予選は30秒おきにスタートするので
一回来たら次々に来るもんで見てるこっちからすると息つく暇もなく
一気に時が過ぎていく
ガシャアン
と音がするから、ひう、落車か!なんて思ったら普通に後輪をスライドしながら急斜面で悪路を下っていく選手ら。オ、オウ、普通ですか、君らにとってこれは普通ですか、いや僕なんかはロードレースの、なんといいますか、お行儀のいいレースしか、見たことがないもんだから、いけない、胸のドキドキが止まらない、なんて思ってたら次々に
ガシャアンガシャアンズダン
わわわ
わああああ
コーナーの外で見るのは無理ー!突っ込んできそうで無理ー!
小川もあるから。
そうさねえ幅にして2,3mぐらいかといったちょっとした谷に小川なんですけどね、
まあ普通はこうして下りて水をまき上げてわあわあ言いながら越えるんだけども。
これはエリートクラスいわゆる一番上のクラスの人なんだけども。
その小川を、彼らはピョーンと飛び越えていくわけです。
すごい勢いで下ってきて、その勢いでたいしてジャンプ台っぽくもない所をピョーンと
しかもぴょーんと飛び越えるだけでは飽き足らず!
このあとすぐ急な右カーブなんですけどね、ジャンプの勢いで行くと曲がりきれない。
実際ここで曲がりきれず落車する人は多かったんですけど
じゃあどうするかっていうと、エリートの人たちは空中で向きを変えちゃうから。
空中で右向きになって、接地と同時にその勢いでカーブをガガーッと行くから。
まいったなあって感じですよ。
忍者だろう多分。
山奥に人々が登って来てレース観戦ですよ。
新緑に響く
「踏め踏め踏め踏め踏め」
だの
「かっこいい!かっこいいぞ!」
だの
「ああーっだいじょうぶかあ」
という声。
戦慄だよここは戦場と言ったおもむきだよ。
木漏れ日がきれいだなあなんて思えたのもつかの間だったよ。
フムーン
この人が末政選手!
世界戦でも活躍しとる人だという。
同じ場所の他の選手
基本一回来たらもう見ることはないから
コースのさまざまなポイントで走りを比べたりは無理ですね、、、
わあーこける直前ですか、こける直前を載せるなんてミユキさんも粋じゃねえな
なんて思われるかもしれませんが
こけないから。
目の前でねこういう激しいライディング!がねえ次から次へと押し寄せるわけです
これはもうスペクタクルですよなんという迫力スピード感エンターテイメントですよ
初めてなので正直何もわからぬまま行ったけども
9時ぐらいから16時ぐらいまでずっといたのに、あっという間に過ぎたこの時間!
それがすべてを物語っているじゃあありませんか、ねえ奥さん。
これはすごい一見の価値ありとここにミユキは皆さんにもお勧めする次第。
おわあああ
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