2011年10月26日水曜日:2011 JAPAN CUP
10周回目、因縁の森田正美坂!
いい加減アタックしろよここで!ふざけんなよ!
アタックしろよ!見たいんだよアタックが!
と思っていたらギャーアタックだ、二人のアタックが、メイン集団から少し前に出ているか!
じゃなくて!
少し前に出てるやつじゃなくて、今まさにアタックをしているのを見たいんだっつってんだろ!
やった!アタックしはった!それそれ!
アタックしたシマノの選手をマークするランプレ二人!クネゴモーリ!
クネゴの森!
そしてその後方、メイン集団中ごろ、
中央左にこのレースで表彰台にのる佐野淳哉選手、その右奥に今日勝つネイサンハース選手、ランプレの後ろに西谷選手、ナショナルチームの土井宮澤新城のナンバーも確認できますね!!!
メイン集団の後方、仕事を終えた柿沼選手は笑顔で現役最後のジャパンカップを登っていく
いよいよ最終周回に入るスタートゴール地点
来たっ
最終周回、ジャパンカップ2011!
モーリ「君なに後ろ見とんねや〜行くんか行かへんのかどないなんや~」
先頭で最終周回に入っていくのはユキヤ、モーリ、リクイガスの人とその後ろに畑中選手!
そのすぐ後ろからガンガンに踏んでいくクネゴ。
どうなのか、前に追いつくつもりなのか。モーリが逃げてるけどこういう時はどうなのか。
追いついてランプレ二人にしたいところか。そこいくと
その数秒後ろからはやはりユキヤと二人になりたいかフガシ、そしてリクイガスの人と二人になりたいかサレルノ、でもこいつらと一緒に行ったらそれはそれでまた不利になるんじゃないのかどうなのか、行ったほうがいいのか?行かん方がいい?
どうするっ交錯する各チームの戦略、各選手の思惑!
行くのか、押さえるのか!
サレルノ「考えてもわからんな。。。!」クイッ…!
実況によると古賀志で一緒になったそうだ。
一人だけでもう行くっきゃない清水都貴鎖骨骨折ブリヂストンアンカー!
その背中には安田大サーカス団長!
一方その頃リタイヤした選手らは談笑中
「寒いもの」「俺日本人にアレ売ったぜアレ。」「もうちょい行けたなあ。。。」「ちょwww見てwww考える人のモノマネwww似てるやろwww」
チームピットにはテレビが置いてあってそこにレース映像が映し出される。
その画面に注目する大会関係者、チーム関係者。
レースの行方を見守るジェネシスの選手らと、上のプロツアーの選手らに、
なんというか、ビジネスとファミリーの境目を見たというか。
そうだ、チームピットのテント中から写真を撮って、これが待機中の選手の目線だ!っていうのをやろうと思って、テント内に入ろうとしたら、薄暗い端っこのほうでサクソバンクの選手が三角座りしていたので、とっさに回れ左をして撮ったのがこの写真です。
ゴール、レースの結末を待ちわびる人々。。。
「アラシロが先頭だ!」という白戸太郎さんの実況が聞こえるたびに、
各所各所で「ドオオオ」と歓声が沸く。
日本人の勝利を待ちわびているのだっ
去年、それはすぐ手の届く範囲にあることがわかった、今ではグランツールでも日本人の勝利でさえ決して夢物語ではなくなった昨今、ここで勝て、ここでまず勝てよ日本人よ!大きくなったジャパンカップでよ!」という歓声だ!
だだだっ
来たわっ
上の写真の拡大
オアアー
あ
ユキヤ止めるのはやい。。。
「正直必死すぎて自分が一位だという確信がもてなかった。三位ぐらいだと思っていたんだ」
とゴール後ガッツポーズが控えめだったことを指摘されたハース選手。
そしてすぐ後ろに2位西谷選手、3位佐野選手、4位畑中選手と、日本人としては
あーっもうっといった結果となった。レースを通じてやる気を見せていたランプレ、リクイガス、そしてドリームチームジャパンナショナルチームは、がっくりと肩を落とす。
一人の意地で8位に食い込んできた清水都貴選手の頭からは蒸気が噴出しているように見える。
画面左ではジェネシスのみなさんが大喜びしている。いいチームだなあ。。。
この写真いい写真だなあいろいろ入ってて。。。
去年はヤミクモにとった3位、現実的に勝ちが見えた今年の4位はくやしい、
ブログで心境語った畑中選手はゴール後座り込む。
「何位?」「1位!フウー!」
「フウーフ!」「フッフーウ!」
1位になったネイサン・ハース選手
勝ちを目前に逃した2位の西谷選手に記者が集まる。
宇都宮ブリッツエンに声をかけようとしていたが、
なかなか入りづらい雰囲気で、何度も言葉をのみ、
何も声をかけることなく去っていった団長。
せめて宇都宮ブリッツエンの服を着ていれば…。
レースを保ち続けたモトバイクのみなさん。
から揚げでおなかいっぱいになってしまったので食べられなかったけど、
メイン会場のグルメゾーンは今年も盛況でしたよ!ワインとかもある!
表彰台に向けられるたくさんの視線とカメラ
一方表彰式が行われておるその横では!
去年と同様にサクソバンクのみなさんのサイン会が!
そしてその横ではリクイガスのサイン会も同時開催!
どっちをとる!リクイガスかサクソバンク、君ならどっちをとる!
このバッソのサイン待ち列がすごかった。奥の緑の屋根がバッソがおるところ。
黒と黄緑の男性の背後に見える赤い服の人がおるところらへんが上の写真を撮ったところ。
会場をバッソサイン列が完全に分断しているのだった!
リクイガス対サクソバンク、サイン会的にはバッソの勝利といっていいだろう!
日本勢も負けてはいない!
ユキヤ(左)栗村監督(右)でサイン合戦だ!
サイン地獄やでここは…!
栗村監督はバッソのサインだけが書かれた色紙を見て、自分はどこに書くべきか悩んでいた。
これが記者会見ブースの内部だ!っつ
「17歳からMTBをはじめたのがキャリアの始まり。本格的にロードレース選手として活動を始めたのは今年からなんだ」とハースさん。
「無名な僕を拾ってくれたジェネシスには感謝している。子どもの頃の僕にとってヒーローだったバッソやクネゴと同じスタートラインに立っただけでも夢みたいなのに、そのレースで勝つことができて信じられない気分だ。」
かゆかゆ…
「僕のキャリアにとって最初の大きな勝利だ。来年はジェネシスでは走らない(ガーミンに行くらしい)けど、これからどんどん上にいきたい」
ハースは脛をかきながら続ける。
「正直今日はあまり調子がよくなかったんだ。チームメイトには自分のレースをしろって言っていたぐらいなんだ。しかし彼らはよくやってくれたよ。」
クリテリウムを勝ったジェネシスの二人、ヴォンホフ、そしてハース、二人ともまだ二十代前半、二人の若手が口々に語ったのは「自分にとって初めてと言っていい大きな勝利だ」ということ、ジャパンカップをきっかけに、彼らの活躍をグランツールで見る日はおそらく近いだろう。
みなさんはあまり感じておられないだろうから言うけど、
この二人、これから来るぜ…
バッソサイン列はまだまだ続いていたものの、この後の予定もあるっていうんで、泣く泣くサイン会を中止して帰りのバスへ向かいながらも、笑顔でサインを続けるバッソさん。
もう何時間かかっても希望者全員にサインするよ、というほどの気概を微笑みの向こうに見た!!
バスに乗り際もサインをしながらチャオ!チャオ!と笑顔を振りまくバッソさんであった
ありがとう。
昨日からずっとどんよりとしていた空
帰り際にはジャパンカップの空は晴れ始めていた。
その他の写真もたくさん撮りよるからお時間があるときに見てくださいね
上の4つがジャパンカップです。
ありがとうございます。
Flickr: 2011 JAPAN CUP
ジャパンカップ 女子
ジャパンカップ クリテリウム
ジャパンカップ 王将
ジャパンカップ 1
ジャパンカップ 2
ジャパンカップ 3
お詫びと訂正:
記事中にジェリービーンズという表記がありますが、ジェリーベリーの間違いです。
ジェリーベリーのみなさん、話を聞くところによるとトップクラスの愛想のよさだったといいます。
にもかかわらず間違えてしまった不義理な私を許してください。そこはもう本当にごめん。
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