2011年12月05日月曜日:2011 その他
相撲で幕を開けた2011ツール・ド・フクオカ。
高見盛(手前)は取組み前のお決まりのパフォーマンスを見せ、
満足した様子で待ったなしの一番に向かう。
ツール・ド・フクオカの前日に行われた土曜日の大相撲九州場所は、力士たちの真剣勝負に、翌日のツール・ド・フクオカとはもちろん関係はないものの、多くの観客の声援に包まれ、大変な賑わいを見せた。
印象的だったのは小さい子どもらの声がたくさん聞かれたことだ。会場には力士の名前を呼ぶかわいらしい声が響く。祖父母が孫を連れてきているのであろう。
僕が座った自由席の周りは外国人ばかりであった。せっかく日本に来たのに何時間も相撲を見ているとはどうなのだろうか。本人たちが満足しているならいいか(彼らが特に興奮している様子はなかった)
土曜日の夜はもつ鍋をいただきました。「もつ鍋 游來」というところでいただきました。
「もつなべゆき」とは、「ムスメミユキ」と響きが似ている。
もう食べに食べたくて、写真とかまったく撮っておりませんが、大変おいしゅうございました。
博多駅がきれいにライトアップされ、翌日のツール・ド・フクオカにはもちろん関係はないものの、来る人の目を楽しませてりました。
って!
関係ない話してたってんで、話を戻しましょうっつって、ツール・ド・フクオカの写真だーっつって一枚目の写真がレースじゃなくて屋台のシステム〜♪
食べ物の屋台が充実しているイベントはいいイベントというのは誰しもが認めるところかと思いますが、
その点で行くと、このツール・ド・フクオカは大変よいイベントといえるでしょう。
ライスカレー!ラーメン!オムライス!焼きホルモン!写真には写っていないけどタコスとかから揚げとかハワイのなんか甘そうなやつとかその他いろいろの屋台の充実っぷり、屋台カテゴリーで言うともはや日本自転車レース界トップクラス。
その充実っぷりにテンションが上がったのか、何人かの選手もこの屋台をうろうろしておりました。
マフィンを買いに来ているように見えるが、実は奥の肉巻おにぎりを買いに来ている某ダンジェロアンドアンテヌッチ株式会社ニッポーの選手のお二人である。
キャンピングカーの展示量はもうジャパンカップを超えている。
けども、お、おう、キャンピングカーか。。。といった様相、そもそもこれは展示しているのか駐車しているだけなのか、どっちなんだという雰囲気で、微妙ではあった、
旗を見ますと当時の風の強さがわかるでしょうか。
ホームストレートを横断するように強風に一日中見舞われ、四角形のコースでは強烈な向かい風と強烈な追い風に毎周回見舞われ、「辺」ごとに走り具合が全然違うという話であった。
このツール・ド・フクオカはプロのレースだけではなくて、市民レースも数カテゴリー開催されているのだ。
写真はエキスパート(市民レースではトップカテゴリー)クラスのスタートライン。朝早くから下位カテゴリーはやっていたのだが、前日に泊まったカプセルホテルが居心地がよくて、ついつい長居してしまい、見はじめたレースはここからです。
いやーカプセルホテルのですねえ。あの「秘密基地」感といいますか、寝るだけでせいいっぱいのスペースが、童心に帰るというか、妙に心地よい、離れづらい空間なのです。
料金は安くていいのだけど、朝遅くなるからこれからは使わないほうがいいのかもしれないカプセルホテル。
このエキスパートクラスには全身迷彩の選手も出ていた。
全身ブッシュ迷彩って、都市部では逆に目立つわよねえ、クスクスと思っていたら、
この人はなんかマスターズ世界戦の一位の人だとかなんとか。。。
メイン会場では去年と同じくBMXのパフォーマンスが行われていた。
さあーこれが今うわさのブレーキがついていない自転車だ〜公道では乗れないぞ〜
などと楽しいMCの中、自転車に乗ってくるくるしたりぴょんぴょんしたりと派手なパフォーマンスがかっこいいBMX。
自然と観客も集まり大盛り上がりなのだが、どうもクリテリウムコースのほうの雰囲気が変だぞ?と見に行ってみたら
車椅子レースのスタート前であったっ
せっかくやるんだからかぶせるなよなあBMXと!せっかくいる観客の多くがBMXに見入ってしまっているのだ!ちなみにこのスタートゴール地点と、さっきのBMXのメイン会場は距離にして10m20mも離れていない「隣り合わせ」なのだが、スタートゴール地点の「レース実況、レースインフォメーション」の音声と「メイン会場の音声(今はBMXのMC)」は別々のステレオからの音声で、しかもうまく出来ているのかできてないのか、「どっちかにいればもう一方の音は全然聞こえない」のである。つまりメイン会場でBMXを見ている人にはレース会場の「車椅子スタート1分前」の声はほとんど聞こえないのだ!もったいない!
どっちも見たいからどうにかしてほしいところ。
この車椅子レース、去年は4人だけだったのだが、今年は8人で、ちょっと見てくれが豪華になったのだ。
ディスクホイールには「STOP!飲酒運転」の文字が。
それなりのスピード出すからこの人たちは。飲酒したら危ないから。
と思ってリザルトをみていたら、この人たちは4,5キロを平均時速28キロで駆け抜けているらしい。まじかよ!ロードレーサーのミユキさんより速いよ!
去年は二人のスプリントだったが、今年は4人のスプリントだ!
勝ったのはこの人だ! 廣道純選手だっ腕の筋肉!胸!腕!胸!
多分体幹的なものもすごいんだろう。すごいと思う。
シドニーパラリンピックの800mで銀メダルを獲ったすごい人だという。
テーブルと椅子が設置されました
今年の実況解説は去年と同じく栗村監督と、去年もいい感じであった地元のラジオ局クロスFMの恰幅のよいDJハニーさんだ。写真はこのあとのチームリレーに今年はクロスFMチームが出て、ハニーさんがそのアンカーをつとめるっていうんでゼッケンをつけてもらおうとしたら肉に針が刺さったって笑う栗村監督
栗村「物々しい自転車がやってきますね。。。」
ふと目をやると、来る、何かが来る。
ベロタクシーと呼ばれる。。。自転車のタクシーだ。。。
ハニーは言う、速くはないです、観光用です、と。。。
でるのね。。。チームリレーに。。。
去年は佐川急便がまさに業務用、配達用の自転車で参戦したが、いわゆる「佐川枠」であろうか、見たかった、見たかったぞ佐川の配達用自転車との戦いが。。。チームリレーは5周なのだが、このベロタクシーだけが3周というハンディキャップ戦。
むしろベロタクシーカテゴリーで単独1位。
スタート時は「防犯パトロール中」の黄色い札がまぶしいアイランドタワー自治会と熾烈なデッドヒートを繰り広げるベロタクシー!
しかしそれも200mと続かず、単独ビリ(ベロタクシーカテゴリー1位)に躍り出るベロタクシー。博多の石畳とは春の地獄か。彼らにとっては秋の地獄か。一周1.4キロの長い旅は始まったばかりだ!
一周してきたベロタクシー、
一回目の交代のときにすでに周回遅れ(ベロタクシーカテゴリー単独1位)にされる悲劇!
前の走者の計測チップをはずして次の走者につけようとするが、次の走者を間違えるハニー!アンカーをまかされテンパっている!
その隙にスピードを上げるベロタクシー!(すでに2周遅れ)
チームリレーで勝ったのは去年の勝者だった気がする新日本製薬チームだ。
ガッツポーズをしたときの写真は見事にボケましたそこはもう本当にごめん。。。
アンカーで駆け抜けるハニー!
この時点でチームクロスFMは9位、後ろには自治会(とベロタクシー)がいるだけという結果に!
3周を終えベロタクシーカテゴリーで見事優勝を果たしたベロタクシーフクオカチーム。
後ろに乗ってるし。。。
っていうか本当に「ベロタクシーカテゴリー」とか作ったらおもしろいかもしれん。。。
ちなみにベロタクシーの平均時速は13キロだったという。
無造作にブルーシートの上に置かれた各メーカーのかっこいいモデル。。。
近くに寄れさえしない!寄らせろよ!高ビーめ!
そしてホルモン焼きそばとライスカレーを食べているとまたBMXのパフォーマンスがあって
この人たちがやはりエンターテイメントBMX、緩急おさえたパフォーマンスに大勢の観客が集まるのだがまたどうもレースコースのほうの雰囲気が変だぞ?と思って行ったら
オオー出場チームのパレードランからのスタート1分前である!
だからあ〜。
かぶせるなってせっかくのプロレースとよお〜BMXをとよお〜
BMXがあかんって言ってるわけじゃなかよ、かぶせたらいかんとやろ!
もしくはBMXのほうで「プロレースが始まるようですよ!」ぐらい言ってくれ〜
せっかくなのに〜
スタートラインに並ぶ選手ら。真上からの新鮮な視点!
いよいよベロタクシーの約3倍の速さで駆け抜けるプロクリテリウムスタート!
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